筆者紹介

設計事務所で家を建てる理由 筆者について

家づくりを考え始めたのはコロナ禍の2022年。このブログを書いている現在、家づくりは密かにスタートしていて、土地の正式な購入段階まで進んだ。

家づくりは何度も経験できない。だいたいが未経験者だ。そして最も高価な買い物ながら最も大変で、思うように進まないのが家づくりという予感が早くもしている。

理由は私がハウスメーカー・工務店・設計事務所に仮設計を依頼し、違いを知り、驚き、悩み、家づくりがスタートしているからである。

なにしろ我々は家づくりの素人だ。ふと「失敗するかもしれない」と思う。でも家づくりは完成して住んでみないとわからない。なのでこの経験をできるだけ克明に記録し、家を建てようと思っている人の役にたてればと思っている。

まずは筆者の紹介をお読みいただきバックボーンを少し知って頂いた上でこのブログを読んで頂けると幸いです。

筆者の紹介(生い立ちと家)

私が生まれたのは海沿いの小さな田舎町で、実家は商売を営んでいた。なのでよくある家とお店が一緒になった建物で生まれ育った。

家が厳しく、小さい頃は友達と遊ぶ事よりお店の手伝いをすることを優先した。多少しんどかったが、商売一家に生まれた宿命である。

ただしお店とくっついている家はかなり慌ただしい。台所も居間もガラスドアを挟んでお店に隣接しているため、いつも誰かの声が忙しなく聞こえる。なのでご飯を食べていてもテレビを見ていても、いつも居心地が悪い。

小さい頃、両親が共働きをしている友人宅に遊びに行った時、その静けさに驚いたのを鮮明に覚えている。ゆっくり過ごせる家、自分だけの時間と空間に単純に憧れた。それが今も心に残っていて、そのまま「家に求める絶対条件」になっている。

つまり私が「家づくり」に求める最低条件は今でも以下の2つである。

  • 静かな立地環境
  • 外から中がほとんど見えない外構

いつか家づくりをするなら、この条件だけは守りたいとずっと思ってきた。

筆者の紹介(現在と家)

2023年の今、気づけば40代後半に差し掛かっている。家族構成は、妻と子供の4人。現在、10年前に築15年で購入した中古一戸建に住んでいる。

住まいはとある政令指定都市のベッドタウン。かなり静かな立地環境で、土地には非常に満足している。毎日妻と一緒に散歩するが緑も豊かで楽しい。学校も近いしスーパーも車で5分ほど。3km圏内でおよそすべての事が足りる。

通勤は車で30〜40分。なので毎日散歩を終えると着替えて車に乗り会社に向かう。クリエイティブ系の会社で、自分で起業して丸7年になる。時代の流れもありコロナ禍でも業績は少しづつ上がっている。年収は今期1200万になった。小さな会社だが、起業当時からお付き合いさせてもらっているクライアントがほとんどだ。

築15年で購入した家は、現在築25年の家になった。ハウスメーカーの注文住宅を土地付き2300万円で購入し毎月8万円を支払っている。そして現在1200万円のローンが65歳まで残っている。ハウスメーカーの家だが、デザインも割と良く機密性は確かにいい。真冬でもリビングのストーブ1台で暖房が事足りる。

この家を購入した決め手は、暖かさと価格。子供も小さかったためサイズ感がちょうど良かったのもある。ただ築25年にもなると、いろいろ壊れてくる。ここ数年でバスルームとトイレと給湯器を取り替え、和室の畳も入れ替えた。なかなかの出費だった。確実に家が古くなってきている。

以下、現在の私の状況をまとめるとこうなる。

  • 中古一戸建て住まい(築25年)
  • 家族4人暮らし(私・妻・子供2人)
  • ローン残債1200万円(毎月8万円支払)※65歳まで
  • 会社経営
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