4.土地購入後の手続き(抵当権の設定)

土地売約済 家づくり(土地探し編)

抵当権(ていとうけん)とは、住宅ローンをするとき、購入する住宅の土地と建物に金融機関が設定する権利のこと。つまり、私が返済できなくなった際に、金融機関が不動産を差し押さえるために設定します。どうやらこれは必須のよう。

ちなみに住宅ローンを完済した時は、逆に「抵当権の抹消」という手続きをする必要があります。全部完済したから、差押えの対象ではありませんよという事だと思います。

ちなみに土地を購入する際に、土地代以外にかかった諸費用と、抵当権設定についてカンタンに説明します。

土地ローンの契約はどこで誰と?

土地ローン(建物を建てる前提での土地のみローン)の契約は、融資してくれる機関で行います。私は銀行融資なので銀行の一室でした。では契約を結ぶ時、どんな雰囲気で誰とするのか。私の場合はこのメンツでした。

  • 銀行の融資担当(用意した書類にもれなく記入してるかチェック係)
  • 土地の持ち主
  • 不動産屋さん
  • 司法書士
  • 買い手(私)

時間は1〜2時間程度でした。数種類の契約書に署名して捺印する作業があります。この際、長々とした説明はなく淡々と進んでいきます。途中、銀行員の方が一旦退室したりするので、その間は雑談する時間です。

土地ローン契約の流れ

実際の土地ローン契約の流れを時系列に並べます。ご参考までに。

  • 銀行の一室に集合
  • 契約書数種類の説明→署名と捺印
  • 銀行口座の開設(その銀行に口座がない場合)
  • 銀行がその通帳に融資額を入金
  • 土地の売主、司法書士、不動産屋にその場で送金手続きをして入金する
  • 支払った金額と残金を確認して終了

土地購入にかかる諸費用

今回の土地ローン(建物を建てる前提での土地だけローン)契約時に支払った経費はなかなのものでした。不動産屋さんは分かりますが、司法書士ってこんなに取るの?というイメージ。ざっくりこんな感じです。

たとえば土地代が3500万円だとすると以下になります。

  • 土地代(一括/売主に支払う)例:3500万
  • 租税精算金/固定資産・都市計画税精算金の日割計算(一括/売主に支払う)例:25万円
  • 土地購入の仲介手数料(一括/不動産屋に支払う)例:120万円
  • 土地の名義変更委託代(一括/司法書士に支払う)例:60万円
  • 住宅ローン契約手数料(一括/銀行に支払う)例:13万円

つまり3500万円の土地を購入する際にかかる諸費用は、218万円ということ。司法書士に頼まず自分でもできるらしいですが、そんなことをする時間も知識もないのでおそらくほとんどの人が司法書士に頼むでしょう。

結論から言うと、3500万円の土地は3500万ではなく、3718万で購入するのと同じ感覚。やれやれ。

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